Netflix史上最大のヒット作といわれる『イカゲーム』を鑑賞しました。世界中で人気とあっては、見ないわけにいかないですよね。
そもそも”イカゲーム”って何なの?
どうやら1970年代あたりに韓国の子供たちの間で実際に流行っていたゲームのようです。丸・三角・四角の図形を地面に描いて、イカに見立てた場所での陣取りゲーム。日本だと椅子取りゲームが近いでしょうか?ほかに浮かびません(;^_^A
単純なゲームに命を懸ける人間ドラマ
お金に困った人にゲームへの招待状が届きます。456憶ウォン(1億ウォン×参加者456人)を懸けて、6日間で6つのゲームにクリアするといういたってシンプルなルール。ただ、失敗したり、制限時間内にクリアできない場合は、即あの世行き…。
命を懸けて古き良き時代の懐かしゲームをするという、なんとも斬新なストーリー。様々な年齢、性別、職業を持つ訳アリな456人が、姑息な手を使ってでも生き残ってやる!という本性むき出しでぶつかり合います。
ゲームを行う場所には懐かしい昔の風景セットが用意されていて、のどかな場所で死にもの狂いの戦いが繰り広げるというミスマッチもスパイスになっていると思います。
テンポよく展開されるスリリングなゲームと人間の心理描写が、この作品の一番の見どころ。イッキ見必至は納得です。
日本にも馴染みのあるゲームも出てきて、”これって運動会とかで役立ちそう!”なんて豆知識も得られましたよ。笑
グロさはセーフ、残念ポイントは2つ
韓国の作品は血が多いし残酷な演出も多いし…これも”グロい”ということを聞いていたので、こういったジャンルが苦手な私は見るのを躊躇していました。
でも好奇心が勝ってとりあえず見ることに。結果、夕飯を食べながらでも見れました。笑
ただ、参加者である医者がやっていた”とあること”には吐き気を催しました。。
残念ポイントの1つ目がその医者のシーン。もう1つは警察官による潜入捜査。この2つのストーリーは無くても良かったような気がします。結局この2つについては、私にはよくわからないままエンディングを迎えました。
印象に残った登場人物
訳アリ、さらにクセ強めの登場人物が山ほどいるわけですが、私が気に入ったのはチョン・ホヨン演じるカン・セビョクです。
脱北者でスリ、鋭い目つきで世の中を全て敵として見ているような気の強い女の子。表情は険しくとも顔は可愛いので、上戸彩ちゃんに似てるなと思いました。
セビョクという名前も魅力的。韓国語で”夜明け”を意味するそうです。
最初は可愛げがないと思いましたが、実はとっても家族思い。母親と弟と暮らすことを夢見てゲームに参加しています。ナイフのような目つきとはかなりのギャップ。何より、彼女の鬼気迫る演技にくぎ付けになりました。
後で彼女のことを調べたら、本職はモデルさん(身長176センチ!)で、このイカゲームが女優デビュー作とのこと。驚き!これは今後の活躍が楽しみ過ぎます!!
また、別のシーンで、
「この人めっちゃイ・ビョンホンに似てない?」
なんて夫婦で言いながら見ていたら、ビョンホンさんご本人でした…イベントで実際にビョンホンさんを見たこともあるのに。
韓流から10数年遠ざかっており、久しぶりなものでしたので…失言お許しください(。-人-。)
まとめ
1つ目のゲームでしっかりと視聴者の心を鷲掴みにし、3つ目のゲームまでは楽しく?見れます。
4つ目以降はというと、やはり命が懸かっているので、人間の残虐な本性が顔を出し、徐々に過激になっていきます。
とはいえ、大スターも出演の人気作。サバイバルデスゲームが大丈夫なら、楽しめる作品だと思います。
暗闇でのシーンも多いので、部屋は少し暗くして見るのがオススメです。