わんこがラクダになる日
犬の皮下点滴ってご存じですか?
かわいそうなんだけど笑っちゃうんですよね。
昨夜、我が家の11歳になる愛犬がおう吐しました。
いつもは一度吐いたらケロっとするのですが、この日は夜になっても気持ち悪そうにしていたので、夜間病院へ車を飛ばしました。
昔からなかなかドッグフードを食べてくれない子なので、この日いつもとは違うものを与えてみたのが合わなかったのかも、という診察結果。
よそのワンちゃんのように、ガツガツ食べる姿を見てみたい。その一心でドッグフードを調べて買ってみては撃沈の繰り返し。
親(飼い主)としては良かれと思って頑張った結果がこれ。。
本当の原因はわからないけど、たぶんそう。ごめんよ・・・
とりあえず軽い脱水症状と胃のむかつきを改善する点滴をしてもらうことに。
さて、その犬の点滴ですが、脱水症状などの時は、皮膚から吸収できるものを「皮下点滴」します。皮膚と筋肉の間にできる空間が皮下で、そこに水分や薬が入った補液剤を入れます。
ミシン針、いや、もっと太い針を背中にグサッと刺して5分ほどで250ミリを注入。
すると、針を刺した場所が風船のように膨らみます。
ブヨブヨのコブが背中にできて、ラクダみたい。
やっと帰れるー!と嬉しそうに歩くと、コブはポヨンポヨーン。
面白すぎる。。
あ、笑ってないで写真撮っておけばよかったです。すみません。
この補液剤は数時間かけて少しずつ体内に吸収され、コブは今朝にはなくなっていました。
ヒトは点滴をするとなると、1時間近くかかりますよね。ヒトも皮下点滴なら楽なのに。
ヒトには犬ほど皮下がないので無理ですけど。できたとしても恥ずかしいですけど。
夜間病院だからざっくり診られるだけかと思っていたのですが、通常の丁寧な診療をしてくれました。先生も気さくで優しくて、夜間病院のありがたさを痛感。
今日は元気に走り回っていて一安心。
健康長寿を目指して、これからも飼い主の悩みは続く。。