曲輪姫は七転び八起き

残り半分の人生を楽しく過ごしたい!アラフォーの終わりなき挑戦。

宇髄天元は神か、それとも

 「俺は神だ!お前らは塵(ゴミ)だ!

 そしてもう一度言う!俺は神だ!」

 

鬼滅の刃遊郭編」、新しい旅が始まりましたね。

煉獄さんとの悲しい別れを優しい思い出に変えてくれるかのように、オープニングから最高にド派手に心躍らせてくれる天元さま。

ありがとう。

 

原作をすでに読んでいる方の中には、天元さま推しの人もたくさんいると思います。

元忍びなのに派手好き、3人もいる妻を平等に愛する、強い、優しい。アニメによってこれからますます天元さまの魅力が広がっていくでしょう。

 

今回放送された第2話で印象的なのが、冒頭に書いた天元さまの強烈なパワハラ自己紹介。

ゴミと言われて怒りもせず

 「具体的には何を司る神ですか?」

と真剣に問う炭治郎。←これすごく好きw

その質問にこれまた真剣に答える天元さま。

 「祭りの神だ」

 

天元さまが言うのだから、祭りの神に違いない。

そういえば日本にはたくさん神様がいますが、天元さまに近い神様やモデルになった人はいるのでしょうか。

 

  • 日本神話に女性の天元さま?

神様を調べるなら、日本書紀古事記です。持っていた古事記の本を引っ張り出してみました。

まず思い当たるのがスサノオです。スサノオは荒くれ者で派手なイタズラ好き。知恵を絞ってヤマタノオロチを倒す頼もしい神様。でも祭りではないか。。

となると、女神だからどうかなと思いますが、アメノウズメが近いかもしれません。

岩に隠れてしまったアマテラスを誘い出すために催されたお祭りで、舞を披露する芸能の神様がアメノウズメなんです。”祭りの神”と言えるかもしれませんね。しかもアメノウズメを漢字で書くと”天宇受売”。”宇髄天元”と似ています!

 

  • 左目の赤いメイクは何なのか?

そして気になるのが左目の赤いメイク。あれは一体なんなのでしょう?ファンブックに特に記載はなさそうですし、ネットで調べるとパンクファッション風メイクというものは見かけましたが、ハッキリとした答えは見つけられませんでした。

仮にアメノウズメが祭りの神(天元さま)だとして、神様つながりでメイクの謎を検討してみます。

アメノウズメは、アマテラスを岩から誘い出すために舞を舞いました。実はそのアマテラスは、日本本土を作ったイザナキの左目から生まれた太陽の神様なのです。ということは、太陽も放射線状に光を放つので、メイクは太陽をモチーフにしている可能性がありそうですね。光り輝く天元さまにピッタリ。

 

と、ここまで考えたのですが、それを一気に吹き飛ばす仮説を発見しました!!

 

  • 宇髄天元は歴史上最も愛すべき傾奇者がモデルだ!

実はつい最近、とある傾奇者(かぶきもの)が主人公の歴史小説を読みました。ふと思い出して先程ザっと読み返してみました。

あら?なんか天元さまに似てない???

そう、その傾奇者とは前田慶次

前田慶次天元さまもド派手な容姿で戦場を駆け抜ける傾奇者。見上げ驚くほどの大きな体躯。とんでもない強さを携えているにもかかわらず、愛する女性に対しては極上の優しさと愛を与える。さらに前田慶次は忍び(かもしれない)下僕が2~3人いました。

これだけでも十分、前田慶次の要素たっぷりです。

 

ただ、前田慶次に関する史料は少ないので、これ以上共通点は無いか・・・と思いつつ探していたところ、私の目に飛び込んできたのがこちら。

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前田慶次の家紋ですが、なんと、天元さまのメイクにそっくりではないですか!!

これは、加賀百万石と言われた前田家のみが使用する、その名も〔加賀梅鉢(かがうめばち)〕という家紋です。

 

はい。宇髄天元前田慶次モデル説のできあがり!

 

まぁ、たとえ違っていても自分的にこの結論に満足です(笑)。前田慶次もある種、人知を超えた神のようでもありながら人間臭い人ですし。

前田慶次に負けず劣らずド派手に暴れる天元さまの活躍、これから楽しみだ!